新潟の超老舗 吉乃川
メーカーの吉乃川さんは戦国時代に創業したという伝統ある酒蔵です。
この土地は非常に良い水がわいており、昔は天皇直轄の地とされた有名な場所です。
朝麹のラベルにも創業470年の文字が入っています。
信長、秀吉の時代からお酒を造り続けてる会社ってすごいですよね。
信濃川の伏流水は、ミネラルをバランスよく含む軟水です。
この水で造ると飲み飽きしない、さらりとした品質になると言われています。
朝の目覚めにというコンセプト
メーカーさんのサイトでは「すっきりした甘さ、さらさらの飲み心地」と書いてありますが、私はそうは思いませんでした。
味は割と甘味が強い印象です。
麹の粒は残留していません。
粒をすべて溶かしているのでしょう。
その分、濃度が濃く「飲むヨーグルト」のような印象を受けました。
あえて表現するなら
「味わいがしっかり残る甘さ、とろ~んとした飲み心地」
という印象です。
甘酒独特の麹の香りは全くしないため、飲みなれていない方や苦手な方でも飲めます。
原材料は米麹だけで、砂糖や甘味料は使用していません。
大手メーカーから出される甘酒は、砂糖や甘味料漬けで麹が薄い商品が多いので、それらに比べると、非常に高品質です。
100gあたりの栄養成分表示は
熱量 101kcal
たんぱく質 0.9g
脂質 0.2g
炭水化物 24.0g
食塩相当量 0g
でした。
バランスの取れた商品設計
1本200円程度でお買い物しやすい価格です。
200gの小さいパック容器で思わず手に取ってしまうことでしょう。
また量的にもちょうどよく、朝食の補助としてはばっちりです。
ダイエット中だったら、朝はこれ1本でもいいかもしれません。
実際、私もダイエット中はこの甘酒がお気に入りの一つでした。
ただ、何度見ても「朝麹」という言葉が馴染みません。
「甘酒とは違うものなのかな?」と最初は考えてしまいます。
朝に飲んでほしいというコンセプトはしっかりしているのだから、
普通に「朝の甘酒」「朝麹甘酒」などわかりやすい商品名でもいいんじゃないの?と思ったりしてます。
甘酒王子の辛口評価
成分
(4.0)
味
(4.0)
価格
(3.0)
総合評価
(3.5)
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甘酒協会
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