メーカー八海醸造とは
すっかりおなじみとなった、八海山の麹だけでつくったあまさけ。
いまや甘酒ブームをけん引する人気商品のひとつです。
今回はそのあまさを抑えたバージョンをご紹介します。
メーカーの八海醸造は1922年(大正11年)の創業で、新潟の地酒を代表する銘柄『八海山』の酒蔵です。
新潟県内では、朝日酒造に次いで業界2位の大きな酒蔵として知られています。
この蔵は甘酒や清酒造りにとどまらず、醸造技術を生かした幅広い経営をしています。
例えば「魚沼の里」と呼ばれる大きな施設には、そば屋や甘味処、食堂や資料館などがある一大イベントスペースです。
休日ともなると、多くの観光客が訪れる観光スポットになっています。
また食品開発や、地ビールレストランの運営を通じて、地元を支える一大企業となっています。
その名の通り甘さはひかえめ
そんな八海醸造が造る「麹だけでつくったあまさけ」が大ヒットし、2019年から甘さを抑えた別バージョンのあまさけも登場しました。
香りは全くありません。
酒粕特有のにおいが嫌いな方がいますが、全く問題なく味わえます。
味は商品のラベルに書いてある通り、さらりとした飲み口が特徴です。
たとえるなら、「澱が沈殿した後の甘酒の上澄み」です。
甘酒を置きっぱなしにすると、澱が沈殿して、薄い成分が上澄みとなります。
甘酒の味はしっかりあるものの、甘みが弱くなる部分が出現しますが、この甘酒はまさにそんな感じがしました。
しかし味の薄さや水っぽい印象は受けません。
しっかりした酸味があるので、飲みごたえがあるのです。
どうやったらこんな味が作れるのでしょうか。
使用しているお米の銘柄が気になるところです。
原材料は国産米の米麹だけです。
容量は118g
栄養成分は100gあたり
熱量 76kcal
たんぱく質 0.9g
脂質 0.2g
炭水化物 17.8g(糖質17.6g 食物繊維0.2g)
食塩相当量0g
また精米歩合60%と表示しています。
日本酒では精米歩合を表示することが一般的ですが、甘酒ではあまり見ない表示法です。
さすが日本酒のメーカーらしいこだわりが出ていますね。
買いやすさと商品のポイント
118gという少容量なので、とにかく買い物籠に入れやすいです。
ヤクルト1本買うようなイメージです。
とはいえ、200円前後しますので、森永など超大手に比べるとやや高めの金額ですね。
ただ上記に述べたように、高い品質を考えれば、妥当な価格と言えるでしょう。
500mlパックくらいでお買い得感があれば、ヘビーユーザーにもなりかねない商品です。
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